介護業界の人材の需要
日曜日, 6月 26th, 2016高齢化社会が進むにつれて介護の需要は高まってきています。それと同時に介護負担の方も高まってきています。
一言に介護負担と言っても種類は沢山あります。
1つ目は家族ひとりひとりに対する負担の増加です。以前は独り身となったお年寄りを近隣住民などで支え合いながらしていました。しかし、少子高齢化や核家族化が進んだ今では近隣住民との関わりが希薄になりがちです。そのため家族でしなければならないという現状になり負担が増大するのです。
2つ目は金銭的負担の増加です。国民の義務として年金などを国に納めなければなりません。しかし高齢化社会になった今、納める金額は増えていく一方です。さらに、国が一部負担してくれているとはいえ家族のひとりひとりが負担する割合が増えるにつれて金銭的な面でも負担する割合は増加の一途を辿っています。
3つ目は施設や職員の不足です。家族からのサポートが受けられない人たちも存在しています。高齢者の孤独死などはメディアでも取り上げられている問題です。そこで大切となってくるのは施設の充実ですが、現状を見てみると人手不足などが浮き彫りとなり大きな問題となっています。
このような問題が増えていくと多くのお年寄りが適切なケアを受けることができずに亡くなることが当たり前になってしまいます。こういった現場では、そんな悲しい事態を脱却するためにもっと多くの人材が求められることでしょう。その流れを掴み生業として、生活の基盤を築くのも生き方の一つではないでしょうか。